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巾着田の曼珠沙華 (令和元年.10.2)



赤い花な〜ら曼珠沙華・・・・・
その曼珠沙華が500万本!
真っ赤な絨毯のような見事な世界を演出してくれる巾着田(きんちゃくだ)!

秋の彼岸の頃には一面赤い絨毯を敷き詰めたかのような見事な光景になり、毎年30万人を超す観光客が、その美しさに惹かれて訪れています。
訪れた観光客に巾着田及び市内プチ観光を楽しんでもらうために、郷土物産品の推奨と郷土芸能の披露を行う「巾着田曼珠沙華まつり」が開催されます。
今年の「巾着田曼珠沙華まつり」は、9月14日()〜9月29日()の予定でしたが、曼珠沙華の開花が遅いため大幅に延期されました。









巾着田周辺の高麗川の岸辺は、彼岸花(曼珠沙華)の群生地で、その規模は幅約50メートル、長さ約600メートルにわたっており、全国的にも最大級のものといわれています。
どうしてこの地域に群生するようになったのかについては、定説はないようですが、曼珠沙華は種ではなく球根で増えるものであることから、川の増水などで流れてきた漂流物の中に、曼珠沙華の球根が混じってきたのが、群生の始まりではないかといわれています。

現在では、巾着田管理協議会により、曼珠沙華の塊根を掘り起こし、これをほぐして10球から15球を1株として移植することにより群生地の維持・拡大を図っているそうです。
これは、曼珠沙華の発芽率が10〜15球当り1〜2本と低いため、球根を束ねて埋め戻しているものです。











曼珠沙華は気温が下がると成長を始めます。また、雨が多いと成長が進みます。逆に9月上旬になってからも残暑が続くようですと、曼珠沙華の開花は遅くなる傾向があります。
また雨が少ないと開花が遅くなるようです。
このように、開花は天候に大きく左右されますが、例年秋の彼岸花の時期に見頃を迎えることが多いため、『彼岸花』と呼ばれているようです。

開花の時期にこのような特徴があるため、曼珠沙華の見頃の時期を推定するのが難しいです。
今年は残暑が厳しかったため、曼珠沙華の開花が遅く、10月2日に訪ねたところ丁度見頃を迎えていました。
また、開花が遅かったためか、今年は上流、中流、下流のエリアがほぼ同時期に見頃を迎えていました。










アクセス
西武池袋線高麗駅から徒歩15分
JR八高線高麗川駅から徒歩40分

駐車場
巾着田の中に大型駐車場あります。
料金500円

入場料
1日300円
1日入場料ですので、何回で出入りしてもOKです。
売店や便所は曼珠沙華の散策路の外側にもありますので、必要に応じて出入りすることができるようになっています。

関連するホームページ

 巾着田

        風来坊

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