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生田緑地ばら苑は、向ケ丘遊園の施設の中にありました。
向ケ丘遊園は２００２年３月に閉園になりましたが、市民の要望によってばら苑のみが川崎市へ貸し出しになっています。
こうした経緯もあって、生田緑地ばら苑は、ボランティアの皆様の協力によって、バラの育成や施設内の管理が行われています。
ばら苑の面積は約１.２ヘクタールあり、８００種類、約３３００株のバラが咲き誇ります。
このばら苑は、バラの開花の時期に合わせて春と秋に一般公開されます。
開苑時期はバラの生育状況によって毎年変動しますが、２０２１年は５月６日（木）から５月２３日（日）の間、一般公開されています。
入苑料は無料ですが、『バラの育成・管理の向上、来苑者へのサービスの向上、バラに関する資料収集などに使用する』目的で、「ばら苑募金」が行われています。
ボランティアの皆様方の活動によって、この素晴らしいばら苑が維持されていることを知ると、誰しも募金する気持ちにさせられます。
今年は花の開花が早く、５月８日（土）に訪ねましたが、すでに見頃を迎えていました。
今年はバラの花が一挙に咲いた感じで、多くの品種のバラを楽しむことができました。
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