チョウトンボは、チョウのようにひらひらと飛ぶことから、その名前が付けられたようです。
翅は青紫色でつけ根から先端部にかけて黒く、強い金属光沢を持っています。前翅は細長いですが、後翅は幅が広くなっています。
また、腹部は細くて短く、腹長は20〜25mmほどです。
チョウトンボは、チョウとトンボの中間のような恰好をしていますが、トンボ目・トンボ科に属するトンボの一種です。
また、メスには,光を受けたときの翅の色が青紫〜赤紫にかがやくものと,金色にかがやくものがあるとのことです。
国内では本州東北部から九州にかけて分布し、国外では朝鮮半島、中国に分布しています。
ある程度自然度の高い環境でないと、多数の個体は見られないとのことです。
昭和記念公園では日本庭園で毎年見かけることができます。
また、水鳥の池周辺でも見かけることができるようです。
今年はコロナの影響で外出を控えていたため、8月8日にサギソウと一緒にチョウトンボを見に行きました。
チョウトンボは暑いと行動が活発になるとのことで、寒い日や曇りの日はあまり飛翔していません。
この日は曇天でしたので、数匹のチョウトンボしか飛翔していませんでした。
この日は風があり草の先端に止まったチョウトンボが、風に揺られて方向を変えたため、いろいろな角度のチョウトンボを撮影することができました。
しかし、太陽の光線がないと鮮やかな羽の色が撮影できませんので、あまり良い写真は撮影できませんでした。
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