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白駒の池 (令和元年・10。20)



白駒の池は、北八ヶ岳の広大な原生林の中に、満面に清水をたたえた神秘的な湖です。標高2100m以上の湖としては日本最大の天然湖で、国道299号線沿いの駐車場から歩いて約15分程度で白駒の池まで行くことができます。
湖までの歩道の回りは樹齢数百年の時を刻んだコメツガ、トウヒ、シラビソの原生林で、地上はまるで緑のジュウタンを敷きつめたような苔が一面を覆っています。

春は遅く5月でも雪がみられ、可憐なピンクの花をつけるイワカガミが遅い春の訪れを知らせ、ナナカマドが赤い実をつける晩秋まで急俊な高山を登らなくても子供からお年寄りまで、気軽に高山植物や大自然の織りなす季節の移り変わりを見ることができます。
また、秀峰八ヶ岳の登山やトレッキングの玄関口としても有名です。












白駒の池の周囲は苔でも有名です。

白駒の池入口に一歩足を踏み入れると、一面に広がる青き苔に目を奪われます。
ここは、485種類の苔が生息する「苔の森」です。








白駒の池の周囲にも苔が群生しており、白駒の池を一周しながら色々な苔に出会うことができます。
白駒の池の周囲には10ヶ所の森に名前がつけられています。











登山道周辺は苔の種類が多い場所とのことですが、登山道に入るには登山登録する必要がありますし、道に迷いやすいようですから今回はパスしました。
白駒の池の周囲のみでも、十分神秘的な光景を楽しむことができます。

          風来坊

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