散策スポット:横浜

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花と器のハーモニー その2 (H30.6.3&6.8)

べーリック・ホール


べーリック・ホールは、イギリス人貿易商B.R.べーリックの邸宅として、J.H.モーガンの設計により昭和5年(1930年)に建てられました。スパニッシュスタイルを基調とし、戦前の山手外国人住宅としては最大規模を誇る建築学的のも価値ある建物です。

べーリック・ホールのテーマは、「花と光のエレガンス」です。
歴史が刻み込まれた空間に、香しく美しい花々がとけ込み、窓からの光は刻々とその表情を変えていきます。6月のエレガントな花々や、優しい光が照らし出す美しい器が織りなす空間で、皆様を穏やかで優しい時へと誘います。

作者はフラワーアレンジメント&テーブルスターリングサロンを主宰している島津まどかさんです。山手西洋館の装飾も数多く担当しています。


















山手234番館


山手234番館は、朝香吉蔵の設計により昭和2年(1927年)頃に建築された外国人向けの共同住宅で、横浜市に現存する数少ない遺構の一つです。従来は4つの同一形式の住戸が中央の玄関ポーチを挟んで、左右対称に向かい合い、上下に重なっていました。2階は展示や会議に使用できます。

山手234番館のテーマは、「時空を超え暮らしに息づく花」です。
昭和2年頃にアパートメントハウスとして建てられた山手234番館はいくつもの困難を乗り越え若干姿は変えたが、今日も多くの方々に愛され続けている西洋住宅の意匠の典型である。
私は「花は楽しく生きる平和の象徴だ」と考える。
このアパートメントハウスに暮らした人々の笑顔、笑い声、喜びなどが、花と共に舞い戻り、皆様に花ある生活の温もりの大切さを感じていただけたらこの上なく幸せだ。

作者は、フラワーアーティストの川崎景太さんです。マミフラワーデザイン、スクールの主宰を歴任後、KTION社を設立し、活躍しています。


















関連のホームページ

 横浜山手西洋館



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      風来坊


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