散策スポット:横浜

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花と器のハーモニー2018 その1 (H30.6.3&6.8)

外交官の家


横浜山手西洋館では6月恒例のイベント「花と器のハーモニー」が、6月2日(土)〜6月10日(日)の間、開催されました。
緑豊かな山手の地に定着した「花と器のハーモニー」は18回目を迎えます。
今年は3人のトップフラワーアーティストと横浜山手西洋館で季節の装飾等で活躍する4組のフラワー&テーブルコーディネーターが装飾します。

外交官の家は、明治43年(1910年)に明治政府の外交官・内田定槌邸として、アメリカ人建築家J.M.ガーディナーの設計により東京都渋谷区南平台に建てられたものです。平成9年(1997年)にこの地に移築されました。建物は木造2階建・塔屋付でアメリカン・ヴィクトリアン様式を基本としています。

外交官の家のテーマは「邂逅〜Kaikou〜木漏れ日の中で1/f揺らぎを感じて」です。
七つの海を渡って様々な出会いを重ねてきた外交官。夫人と共にこの館にお迎えした様々なゲストとの宴に想いを寄せて。初夏の木漏れ日が揺れ、ほの灯りのどこか懐かしいノスタルジックな館へ皆様をお迎えします。

作者はフラワー装飾技能士の森田朋子さんです。山手西洋館の「世界のクリスマス」「花と器のハーモニー」をはじめ各種ベントに参加されています。



















ブラフ18番館


ブラフ18番館は、大正末期に建てられた外国人住宅で、戦後カトリック山手教会の司祭館として平成3年(1991年)まで使用されていました。平成5年(1993年)にイタリア山庭園内に移築復元され、関内では震災復興期(大正末期〜昭和初期)の外国人住宅の暮らしを再現し、当時の横浜家具を復元展示しています。

ブラフ18番館のテーマは「幸せをはこぶ家」です。
挙式の前夜、花嫁の家ではウェディングドレスが用意され、プライズメイド達が準備に追われている。ダイニングルームには家族のディナーが用意され、ベッドルームでは独身最後のパーティーが始まろうとしている。花嫁から両親、友人達への感謝を込めて。

作者はそれぞれの活動としてフラワーアレンジメントやテーブルコーディネートの教室を主宰している中村明美さん、福井朋子さんです。2014年に「世界のクリスマス」を共同で装飾したのをきっかけに、山手西洋館のハロウィン、バレンタイン装飾にともに携わっています。
















エリスマン邸


エリスマン邸は、日本建築界に大きな影響を与え「日本の近代建築の父」と呼ばれたL.レーモンドの設計です。横浜の大きな生糸貿易商シーベルヘグナー商会の支配人であったエリスマン氏の私邸として大正15年(1926年)に山手127番地に建築されました。現在の元町公園には平成2年(1990年)に移築復元されています。



エリスマン邸のテーマは、「色が織りなす百花繚乱、色香繚乱」です。
日本古来のの伝統美とエリスマン邸のもつ西洋文化のの融合。花のもつ鮮やかな色調が飛び込んでくる、夢あふれる世界をお届けしたい。

作者は志穂美悦子さんです。日本初アクション派女優として数多くの映画、テレビに出演。結婚後、花の世界に魅せられて前田玲子、清水はるみ両氏に師事。大胆な発想と独創的表現が多数のメディアに取り上げられ、注目を集めている。
















関連のホームページ

 横浜山手西洋館



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       風来坊



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