散策スポット:横浜

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横浜公園のチューリップ (H30.4.3&4.4)

港・横浜の春を彩る「よこはま花と緑のスプリングフェア」が今年も開催されました。
今年で40回目を迎えるスプリングフェアは、横浜公園と山下公園を舞台に、毎年春に開催されている花と緑のイベントです。

今年の「横浜公園のチューリップまつり」は、4月13日(金)〜4月15日(日)の間、開催されました。
市民のボランティアによって植えられた69品種、16万本のチューリップが咲き誇る横浜公園会場では、チューリップ祭りの期間中に、様々なイベントも開催されます。

4月1日に昭和記念公園を訪ねたところすでにチューリップの開花が随分進んでいてびっくりしました。ということで4月3日に横浜公園を訪ねたところ、こちらはすでに見頃を迎えていました。
今年は花の開花が早くてびっくりです。













横浜公園は、横浜の中では山手公園についで2番目に古い公園です。
横浜市役所のすぐ隣にあり、横浜という都市の発展とともに歩んできた公園ともいえます。
在留外国人の生活環境改善を求めた条約に基づき、遊郭の跡地に整備が行われ、明治9年(1876年)に開園され、一般の人々にも開放されたため当時は「彼我(ひが)公園」といわれていました。

明治42年(2009年)には、公園全域が横浜市の管轄となり、大震災と戦後の接収時代を経て、昭和27年の解除後は当時の平沼市長が命名した公園内の平和球場で高校、大学、ノンプロの野球試合が数多く行われました。
昭和53年に横浜スタジアムが建設されたのを機に、園内の老朽化した諸施設を改築、日本庭園風の池と流れ、噴水や多目的広場などが整備されました。

さらに昭和62年(1987年)、水道の貯水設備と共に、水の出る4つの彫刻がある水の広場が整備され、現在の形になっています。
1年を通じ人気のある横浜公園ですが、見物は何といっても春のチューリップです。
公園を彩る色とりどりの花は16万球にのぼり、様々なタイプの品種を見ることができます。










チューリップの花は、平成9年(1997年)に横浜市中区の区政70周年を記念して「区の花」に制定されました。
この横浜公園のチューリップは、「区の花」の普及に努めているイベントの代表的なもので、市民ボランティアによって植えられています。

さまざまな品種のチューリップが整然と植えられており、それぞれに美しい花を咲かせる様子は、16万株という数のせいもあって壮観な眺めです。
訪れる人の殆どはカメラを携え、チューリップを背景に記念撮影をする姿が見られます。
また、公園では昼食を楽しむ人も多く見かけられます。












アクセス

 横浜市営地下鉄関内駅市庁舎側出口、JR関内駅南口から徒歩5分

 みなとみらい線日本大通り駅スタジアム口から徒歩3分

入園料

 無料



       風来坊


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