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九品仏浄真寺は世田谷区奥沢7丁目にある浄土宗の寺です。 九品仏は浄真寺に安置されている9体の阿弥陀如来像のことですが、一般には浄真寺の通称となっています。 浄真寺の地は、もともと世田谷吉良氏の奥沢城がありました。 小田原征伐後、奥沢城は廃城となりましたが、当地の名主七左衛門が寺地として貰い受け、延宝6年(1678年)、珂碩が浄真寺を開山しました。
緑濃い浄真寺には、東京都指定天然記念物のイチョウ、カヤがあります。
かつてはサギソウ園(世田谷区の花)があり、区民に親しまれましたが、駐車場拡大により取り潰され、現在は本堂脇に僅かに残るのみとなっています。 サギソウ園があったのは、奥沢城が「サギソウ物語」の舞台となったからです。 https://kuhombutsu.jp/about/sagisou_monogatari/
また、浄真寺は紅葉の名所としても親しまれています。 12月4日に訪ねましたが多くの人で賑わっていました。
アクセス 東急大井町線九品仏駅から徒歩3分。 関連のホームページ 九品仏浄真寺 風来坊