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3月6日に川口市の密蔵院へ安行桜を見に行きました。 安行桜は昭和20年代初めに沖田雄司さんが、安行慈林の田中一郎宅の裏にあった早咲きの桜を元に、穂木や接ぎ木をして増やしていったものです。 埼玉県立植物見本園(現在の植物振興センター)の中村博士が「安行緋寒桜」と命名し桜図鑑に掲載しました。略称して「安行桜」と呼ばれるようになり、安行を代表する桜となっています。
密蔵院には50〜60本の安行桜が境内に植林され、安行桜の名所となっています。 安行桜はソメイヨシノよりも1週間から10日ほど早く咲きます。 今年もソメイヨシノの開花前の3月5日に満開宣言がありました。今年は暖冬のため昨年よりも11日も早く満開を迎えました。 安行桜は満開になっても見頃の期間が長く続くことから、長期間にわたって楽しむことができます。 満開後の3月6日に訪ねましたが、満開の安行桜を楽しむことができました。
安行桜といえば密蔵院が有名ですが、川口市では安行桜をあちこちで見ることができます。 埼玉高速鉄道の川口元郷駅の駅前には、安行桜の桜並木があります。 3列の桜並木が100mほど続いており、見事な景観を楽しむことができます。
関連のホームページ 密蔵院の安行桜 アクセス 埼玉高速鉄道戸塚安行駅から徒歩30分 バス便については密蔵院のHPを参照して下さい。 風来坊