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爪木崎の水仙
爪木崎の水仙 左前方は伊豆大島
伊豆半島の下田市の南東部にある、須崎半島の景勝地「爪木崎」には野水仙の群落地があります。 ピーク時には３００万本もの水仙が甘い香りを漂わせて、ひと足早い春の訪れを感じることができます。
例年の最盛期は１月上旬から２月上旬末頃とのことです。 毎年１２月２０日から２月１０日まで、水仙祭りが開催されています。 期間中は楽しいイベントも計画されて、多くの来園者で賑わうとのことです。 同じ園内でも満開の場所もあれば、遅咲きで３分咲きの場所もあるという具合で、足並みの揃った開花ではないようです。逆にその分長い期間楽しむことができるとのことです。
爪木崎
冬でも暖かくハイキングに最適な爪木崎には、潮風を感じながら自然を楽しむことのできるハイキングコースが設定されています。 グリーンエリア遊歩道 爪木埼の手前の自然公園「グリーンエリア公園」にあるハイキングコースです。 変化に富んだ海岸風景や四季折々の豊富な植物が観察でき、一年を通して楽しむことができるコースです。
須崎・爪木埼遊歩道 爪木埼花園から須崎までの少し上級者コースです。 江戸城の石垣用に切り出した跡が点在しており、天気が良ければ伊豆七島も一望できます。 潮風を浴びながら海の展望を満喫できるコースです。
伊豆下田観光休会のホームページで「爪木崎の水仙が見頃」との情報があり、１月６日出かけることにしました。 伊豆急下田駅から「爪木崎行き」のバスに乗車すると、約１５分で爪木崎に到着です。 バスの停留所は高台にあるため、バスを降りると眼下に水仙の群生地を含む素晴らしい展望が広がっていました。
高台から水仙群生地に降りていくにしたがい、水仙の数が増えてきます。 山の斜面の水仙は３分咲き程度でしたが、その他のエリアの水仙は見頃を迎えていました。 この日は風が強かったため、白波に洗われる海岸線の光景も素晴らしかったです。
爪木崎灯台
爪木崎の郷土料理に池之段煮味噌鍋（いけんだにみそなべ）があります。 爪木崎の浜で漁師たちが朝早く獲った磯の魚や貝を豪快に鍋に投入！ ワカメや野菜と一緒に煮立て、自家製の味噌で味付けした素朴な漁師鍋です。 獲れたての魚介を煮込んだ一杯が、体を芯から温めてくれます。
アクセス 伊豆急下田駅から「爪木崎行き」バスで約１５分 自家用車の場合は駐車場があります。 関連のホームページ 伊豆下田観光協会
利島
