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平塚の七夕まつり2017 (H29.7.7)

湘南スターモール


湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



稀勢の里・高安おめでとう

年に一度、天の川をわたってふたつの星が出逢う・・・・・

そんなロマンチックな伝説を今に伝える平塚の七夕まつりは、湘南に夏の訪れを告げる風物詩です。

さまざまな想いが込められた数多くの豪華絢爛な竹飾りが、満天の夜空を美しく彩ります。


「第67回湘南ひらつか七夕まつり」が7月7日(金)から7月9日(日)まで開催されました。

以前は長期間開催されていましたが、第61回大会からは第一金曜日からの3日間の開催となりました。

このため、7月7日に七夕まつりが開催されない年もありますが、今年は幸い7月7日に開催されました。

また、夜は9時まで開催されますので、夜空に輝く七夕を眺めることができます。


藤井君素晴らしい!



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り

七夕(しちせき、たなばた)は、元来は中国の節句の一つであり、旧暦の7日です。

日本でも旧暦7月7日に、旧暦7月15日に行われるお盆に合わせたお盆行事の一環という意味合いが強かったようです。

しかし、明治6年(1873年)に新暦が採用され、お盆の時期が7月と8月に分かれ、七夕も新暦の7月7日に行う地域と、月遅れの8月7日に行う地域(東北地方:北海道や仙台に多い)に分かれました。

さらに、従来どおりの、旧暦の7月7日に行う地域もあるようです。


平塚の七夕まつりは、新暦で行われています。

平塚の七夕まつりは梅雨の時期に開催されるため、毎年天候が心配ですが、今年は3日間とも晴天に恵まれました。

梅雨明けは発表されていませんが、連日25度を超える暑さの中での七夕まつりでした。


湘南スターモールの竹飾り



大河ドラマの飾り付け



大河ドラマの飾り付け



大河ドラマの飾り付け

平塚の七夕まつりには暫く行ってなく、4年ぶりに見に行くことができました。

今年は七夕まつりの初日の7月7日に行くことにしました。

平塚の七夕まつりは、昭和26年に平塚商人の心意気を吹き込んだ第1回の七夕まつりが開催されてから、今年は67回目です。

毎年300万人前後の人出があり、現在では仙台などと並ぶ日本有数の七夕まつりです。



大河ドラマの飾り付け


大河ドラマの飾り付け



福原選手、浅田選手、宮里選手 ありがとう


七夕まつりは、第55回までは開催期間は5日間でしたが、平成18年の第56回からは4日間となっています。

開催期間が1日短くなったため、人出は以前の300万人から徐々に減少し、平成20年は240万人でした。


湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り

平成21年からは、主催者が平塚市から実行委員会に変更になり、また開催期間も3日間となりました。

昨年の人出は155万人でした。

開催期間の短縮とともに、景気の悪い影響を受けた感じです。



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り


平塚の七夕まつりは、戦後商業振興策として始められたもので、活発な商業力に裏づけられた日本一といわれる七夕飾りの豪華さに特色があります。

中心街には約500本の竹飾りが提出され、特にメーン会場である「湘南スターモール」は絢爛豪華な飾りが通りを埋め尽くします。

中には10mを超える大型飾りもあります。


湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り

活躍中のスポーツ選手や人気の動物、キャラクターなどの流行り取り入れた飾りも大きな特徴です。

今年は、子供の誕生したパンダ、横綱・大関昇進の稀勢の里・高安、29連勝を飾った将棋界の新星・藤井君が飾られていました。また、福原選手、浅田選手、宮里選手も人気でした。

期間中は七夕飾りのコンクールをはじめ、パレード等各種催物がくりひろげられ日本を代表する夏の風物詩として発展してきています。

さらに、セレクションで選ばれた湘南ひらつか織り姫が七夕まつり期間中、パレードや市中訪問など様々な行事でまつりを一層盛り上げています。



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り


今年の「湘南スターモール」の絢爛豪華の飾り付けは、大きな飾り付けは少なくなりましたが、飾り付けの本数は多くて活気がありました。

景気回復の兆しが感じられる飾り付けでした。

しかしながら、「うなぎ川万」「滝口かばん」「平田人形専門店」の飾り付けは今年もありませんでした。

湘南ひらつか七夕を支えてきたと思われる3店が出品しないのは寂しい限りです。


湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り

七夕まつり

七夕まつりは、中国の牽牛織女の伝説に基づいて始まり、日本へは星まつりとして伝えられました。

はじめ宮廷貴族を中心とする都の生活のうちに受け継がれ、書道の上達や恋愛の成就を祈る風習となりました。

江戸幕府はこれを年中行事に取り上げ武家の風習となり、しだいに庶民へも普及するに至り、各地域によって特色のある七夕まつりとして今日に至っています。



湘南スターモールの竹飾り


湘南ひらつか七夕まつりの特色

平塚の七夕まつりは、戦後商業振興策として始められたもので、活発な商業力に裏づけられた日本一といわれる竹飾りの豪華さに特色があります。

期間中は竹飾りのコンクールをはじめ、パレード等各種催物がくりひろげられ日本を代表する夏の風物詩として発展してきています。

さらに、コンテストで選ばれた湘南ひらつか織り姫が七夕まつり期間中、パレードや市中訪問など様々な行事でまつりを一層盛り上げています。


湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り



湘南スターモールの竹飾り

湘南ひらつか七夕まつりの歩み

平塚は海軍火薬廠があったことから昭和20年7月の大空襲で壊滅的打撃を受け、全市が焼野原と化してしまいました。

しかし、復興は早く、「戦災復興五ヶ年計画」も一段落した昭和25年7月「復興まつり」が開催されました。

そしてちょうどこの時期が近隣農家の野上りの時期とも重なり非常に多くの人出を見ました。


紅谷パールロード


紅谷パールロードの七夕飾り



紅谷パールロードの七夕飾り


そこで、平塚商工会議所、平塚市商店街連合会が中心となって昭和26年7月には仙台の七夕まつりを範とし、平塚商人のたくましい心意気を吹き込んだ第1回七夕まつりを行いました。

昭和27年と28年には「平塚七夕音頭」「紅谷町音頭」「平塚恋しや」が発表され七夕まつりに色をそえました。


紅谷パールロードの七夕飾り



紅谷パールロードの七夕飾り



紅谷パールロードの七夕飾り



紅谷パールロードの七夕飾り

そして、昭和32年の第7回七夕まつりからは、平塚市の主催となり、諸産業発展を願い、また平塚を広く全国に紹介する場として重要な役割を果たし、日本を代表する七夕まつりに成長しました。

平成21年からは、主催者が平塚市から実行委員会に変更になりました。

これは、東日本大震災のあった平成21年に七夕まつりを開始するか否かの議論の結果、平塚市主催ではなくなったようです。



紅谷パールロードの七夕飾り



紅谷パールロードの七夕飾り


アクセス

七夕まつり会場までは、JR平塚駅から歩いて2分です。しかし、3日間で150万人前後の人出がある一大イベントです。


北口改札口は大変混雑しますので、「SUICA」を利用しない場合は、出発駅で往復乗車券を購入することをお勧めします。

また、西口改札口は比較的空いており、こちらを利用することをお勧めします。


紅谷パールロードの七夕飾り



紅谷パールロードの七夕飾り



紅谷パールロードの七夕飾り



紅谷パールロードの七夕飾り

七夕まつり開催期間中の周辺道路は、全面交通規制となります。

通行許可証がないと会場付近に近付けないようです。


駐車場は相模川河岸近くに設けられており、会場へはシャトルバスでの移動となります。

電車・バスが無難です。



七夕おどり千人パレード 先頭は織り姫です



七夕おどり千人パレード



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七夕おどり千人パレード


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