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横浜イギリス館の装飾
横浜市イギリス館 横浜市イギリス館のテーマは、「バラのテーブル〜ヴィクトリア女王が愛したお菓子とともに」です。
作品のコンセプトは 日本では横浜港に初めて入って来たバラ。 私たちはイギリス館を英国の国花であるバラで飾ります。 1851年ロンドン万博でヴィクトリア女王が買い上げた器とともに女王の時代に思いを馳せてみましょう。 女王が愛したケーキたちとその時代に始まったアフタヌーンティーの習慣。 そして今も引き継がれる大事なお茶の時間。バラの香りに包まれて・・・。
Design Team Liviu 毎日を大切に丁寧に生活することをテーマに、それぞれの経験を持ち寄り、2012年Design Team Liviuを立ち上げました。 現在は様々なテーマでの展示装飾、各種レッスン・ワークショップ、イベント企画、ティータイムプロデュースを手がけています。
石畑 真有美、葛西 知子、成本 愛子の作品です。 石畑 真有美 フラワーデザイナー・インテリアデコレーター・Design Team Liviu主宰 生け花をはじめ、英国式フラワーアレンジにいたる様々な様式のフラワーデザインを学ぶ。ヘレンド直営店の装花を10年に渡り担当。 これまで 「暮らしの空間に花を」をテーマに数多くのイベント装飾を手掛ける。
葛西 知子 テーブルコーディネーター・イベントプロデュース・Design Team Liviu主宰 クリストフル、ヘレンド日本総代理店勤務後、英国式テーブルセッティング、紅茶、アンティークシルバーについて学ぶ。 その後、英国スポード日本総代理店にて広報・企画を担当。一方、現在英国専門誌「RSVP」のアドバイザースタッフとしてもイベント企画などに携わる。
成本 愛子 Design Team Liviu ハンドクラフトアーティスト。 衣装工房いーちにて、主に染色、装飾品の製作を担当。 退職後はフリーで衣裳装飾品・小道具の製作活動を続けている。 デザインチームリビウではエッグオーナメント製作、シュガーアート、テーブル装飾の刺繍など手仕事のプロとして活動。
横浜市イギリス館は、昭和12年に英国総領事公邸として現在地に建てられました。 鉄筋コンクリート2階建てで、広い敷地と建物規模は、東アジアにある領事公邸の中でも、上位に格付けされていました。 玄関脇にはめ込まれた王冠入りの銘版(ジョージY世の時代)や、正面脇の銅板(British Consular Residence)が、旧英国総領事公邸であった由緒を示しています。 昭和44年(1969年)に横浜市が取得し、1階ホールはコンサートに、2階集会室は会議等に利用されています。
平成2年に横浜市指定文化財に指定されました。 平成14年にリニューアルを行い資料展示室等が設けられ、一般見学できるようになりました。 建物の周りにはローズガーデンも整備され、バラの季節には特に美しい景観が楽しめます。
山手111番館の装飾
山手111番館 山手111番館のテーマは「Bon mariage~ Jardin nostalgique」です。
作品のコンセプトは 光と風の吹き抜ける小高い丘。どこか懐かしさを感じる小さなチャペルのような館にてのウエディングパーティ。 祝福に訪れたゲストをお迎えするのは、二人のスイートなおもてなしの心。 メヌエットが聴こえてきそうな幸せの空間へ誘います。
森田 朋子の作品です。
森田 朋子 Flower &Table Style Atelier Moet(アトリエ萌)主宰 自宅サロンを中心に、カルチャー・企業講習、イベントで活躍中。 技術だけでなくテーブルや会場へのコーディネート、暮らしにいかせるレッスンに定評がある。
店舗・住宅展示場、宣伝や舞台装飾、美術館、ウェディングなどでは生花のみならずインテリアフラワーも手掛ける。 世界のクリスマス2010、花と器のハーモニー2013、ウェディングショー、山手芸術祭、ハロウィンなど山手西洋館のイベント・装飾に多数参加している。
山手111番館は、大正15年(1926年)アメリカ人 J.E. ラフィン氏の住宅として現在地に建てられました。 ワシン坂通りに面した広い芝生を前庭とし、ローズガーデンを見下ろす建物は、ベーリック・ホールを設計したJ.H.モーガン氏です。
大正9年(1920年)に来日したモーガンは、横浜を中心に数多くの作品を残していますが、山手111番館は彼の代表作の一つと言えるものです。 赤い瓦屋根に白壁の建物は地階がコンクリート、地上が木造2階建ての寄棟作りです。 創建当時は、地階部分にガレージや使用人部屋、1階に吹き抜けのホール、厨房、食堂と居室、2階は海を見晴らす寝室と回廊、スリーピングポーチを配していました。
横浜市は、平成8年(1996年)に敷地を取得し、建物の寄贈を受けて保存、改修工事をおこない平成11年(1999年)から一般公開しています。 館内は昭和初期の洋館を体験できるよう家具などを配し、設計者モーガンに関する展示等も行っています。 ローズガーデンから入る地階部分は、喫茶スペースとして利用されています。
アクセス 山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分 外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分 入館料 花と器のハーモニーは全館無料です。
関連するホームページ 横浜市緑の協会花と器のハーモニー 花と器のハーモニーその1へ 花と器のハーモニーその2へ 風来坊