散策スポット:横浜

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大倉山公園の梅 (令和3年.2.13〜2.25)



大倉山公園梅林は、旧梅林敷地約3ヘクタールを東京急行電鉄が東横線開通後に用地を買収して、乗客の誘致を目的として昭和6年梅林として開園したのが始まりです。
昔からこの辺りは太尾と呼ばれ、梅林も太尾公園と呼ばれていましたが、昭和9年に東横線の駅名が太尾駅から大倉山駅に改名されたのを機に、大倉山公園となりました。

最盛期の昭和12年頃には白梅を中心に14種1000本を超える一大梅林があったとされています。
しかし、第2次世界大戦中は燃料用の薪を取るために伐採され、食糧不足のためにイモ畑化するなどで荒廃しました。

戦後、昭和25年頃から復活し、昭和40年代までは梅祭りなども行われ、大いに賑わったようです。
しかし、その後は施設の老朽化や梅の木の衰退が目立ってきたようです。
大倉山公園を散策していると、「この公園、昔は大きくて現在の何倍もあったのですよ」という地元の人の昔を懐かしむ声を良く耳にします。

昭和58年から61年にかけて東急から横浜市に売却され、再整備のうえ、平成元年に現在の形で開園しました。
公園内にある「大倉山公園梅林の由来」には「現在では紅梅、白梅あわせて約20種150本の梅林となっています。平成元年2月」と書かれておりますが、その後も整備が進められ、現在は約30種、200本の梅林となっています





筑紫紅



筑紫紅



緑鰐梅



緑鰐梅



八重寒紅



月影



月影



玉牡丹



玉牡丹



紅千鳥



紅千鳥



紅千鳥



古今集



古今集



八重旭



八重旭



八重旭



野梅



野梅



野梅



唐梅



唐梅



淡路枝垂れ



淡路枝垂れ



淡路枝垂れ



楠玉



楠玉



楠玉



玉英



玉英



見驚



見驚



白加賀



白加賀


大倉山公園梅林はこじんまりとした梅林ですが、地元の人の憩いの場というのみでなく、東急東横線大倉山駅から徒歩7〜8分と交通の便が良いこともあり、梅の時期には数多くの人が訪れます。
しかも、早咲き、中咲き、遅咲きのいずれの梅も植えられており、梅の種類も多く長期にわたって梅を楽しむことができます。

また、梅の時期には梅林内にいくつかの店や屋台がオープンし、店の周囲にはテーブルや椅子も準備されており、休憩もできるようになっています。
今年はコロナ感染症対策のため、梅まつりが中止になり、店や屋台もありませんでした。

今年は梅の開花が早く、2月13日に訪ねた時は早咲きの梅が見頃を迎えていました。
その後2月21日、25日の2回訪ねました。中咲き、遅咲きの梅を楽しむことができました。
3回も訪ねたのは、コロナ感染症のため散策する場所が限定されるためです(苦笑)
皆さん同じようで、平日でも多くの方が見に来られていました。



鹿児島紅



鹿児島紅



豊後



茶筅梅



茶筅梅



思いのまま



思いのまま



茶青花



茶青花



宝鶏



無類絞り



無類絞り



無類絞り



無類絞り



無類絞り



蓬莱



蓬莱



蓬莱



玉簾



玉簾



玉簾



春日野



春日野



白玉梅



白玉梅



内裏



内裏



内裏



内裏


アクセス

 東急東横線大倉山駅から徒歩7〜8分

 横浜市市営地下鉄新羽駅から徒歩20分
 公園には駐車場はありません。

入園料:無料

      風来坊


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