北の丸公園は、戦後に多くの建物を取り壊し、新たに造営された芝生地や池、ヤマモミジ、ケヤキ、コナラ、クヌギ等のいわゆる里山の木々や野鳥が好む実のなる木、花木などが数多く植えられた落葉樹林、戦前から残る周縁部の常緑樹林などで構成されており、開園から間もなく50年となる長い時間を経て、ようやく皇居と一体となった森林公園としての景観や自然環境が形作られる時期を迎えつつある若い森です。
北の丸公園内の西側にあるモミジ山を中心に約230本のモミジが植えられています。錦に染まるモミジと滝の音は、都心にいることを忘れさせてくれます。芝生広場の池に映し出される紅葉の様子は、北の丸公園ならではの風景です。
北の丸公園のモミジ山は意外と知られていない穴場です。
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