散策スポット:東京23区

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根津神社のつつじ (令和3年.4.9)



根津神社は今から1900年余の昔、日本武尊が千駄木の地に創祠したと伝えられる古社です。
文明年間には太田道灌が社殿を奉建しています。
現在の社殿は、宝永3年(1706年)の創建です。
江戸時代の宝永2年(1705年)5代将軍綱吉は世継ぎが兄綱重の子・綱豊(6代家宣)に定まった際に、氏神根津神社にその屋敷地を献納、世に天下普請と言われる大造営を行いました。
権現造りの社殿、唐門、楼門、透塀など7棟の建物は、現在もそのまま残り、国の重要文化財に指定されています。

つつじ苑は、境内地となる以前に、徳川綱重(5代将軍綱吉の兄)が屋敷の庭につつじを植えたことに始まり、350年の歴史があります。
7000坪の神苑は、世につつじヶ岡と呼ばれる府内の名勝でした。
現在も境内には約2000坪のつつじ苑があり、約100品種、3000株のつつじが色とりどりに咲き移ります。

















コロナの影響で昨年に引き続き今年も「文京つつじまつり」は中止になりましたが、つつじ苑は4月4日に開園になりました。
根津神社のホームページには「現在すでに見頃です(4/6)」と掲載されていましたが、つつじは早咲き、中咲き、遅咲きとありますので、早咲きが見頃かなと思いました。

念のため過去の記録をチェックしたところ2018年には4月10日訪ねて随分開花が進んでいたことがわかりました。
ということで、急遽4月9日に訪ねましたが、遅咲き以外は既に見頃を迎えていました。
開花が早いこともあり、見に来られている方は少なくてゆっくり散策することができました。

























つつじ苑入苑料

 根津神社境内は無料です。

 つつじ苑は200円です。
 引率のある小学生は無料です。

アクセス

 東京メトロ千代田線根津駅・千駄木駅、南北線東大前駅より徒歩5分


 都営三田線白山駅より徒歩10分


関連のホームページ

 根津神社


          風来坊


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