神奈川県大和市にある常泉寺は、「花のお寺」「河童のお寺」として親しまれています。
境内には一年中、四季折々の花々が咲きますが、秋は白い彼岸花で有名です。
また、山内には数多くの河童さまが置かれ、寺を訪ねた人が花々と共に楽しむことができるように、あちらこちらに配置されています。
このカッパは、寺を訪問する方一人一人と接することのできない住職が、自分に代わり心を和ませてもらいたいとの願いから置かれたものだそうです。
なかでも、「かっぱ七福神」「河童智(かっぱち)くん」が人気のようです。
常泉寺の宗旨は、曹洞宗であり、本山は福井県の永平寺、横浜の総持寺です。
創建は1588年といわれています。
御本尊は木造の聖観世音菩薩で坐像です。制作されたのは江戸時代であろうと伝えられています。
現在の住職は第24代です。
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