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三浦海岸桜まつり2020 (令和2年.2.15)


河津桜は早咲きで知られ、花の色がソメイヨシノよりも桃色が濃く、花期が1か月間と長いのが特長です。
名前のとおり伊豆の河津が有名ですが、三浦半島でも1000本の河津桜が、三浦海岸駅から小松ヶ池公園までの京浜急行の線路沿いに、約1kmにわたって植えられています。

特に三浦海岸から三崎口に向かう線路沿いには河津桜のほか、菜の花も同時に咲き誇り、晴れた日には青空とピンクと黄色の3色のコントラストがとても綺麗です。
都心から近い河津桜の新名所として、例年多くの観光客で賑わいをみせています。
昨年は30万人が三浦海岸の河津桜を見に訪れたとのことです。
今年も2月5日(水)〜3月8日(日)の間、第18回三浦海岸桜まつりが開催されました。









三浦海岸の河津桜は、「三浦海岸まちなみ事業協議会」という、有志のグループが三浦海岸地区を元気づけようとして、平成11年から植裁をはじめました。
「三浦海岸桜まつり」は平成14年からはじめられました。
「三浦海岸まちなみ事業協議会」は、三浦海岸周辺の商店主らが中心となって活動している町おこしの団体です。

今年は河津桜に開花が早く、あれよあれよという間に開花が進みました。
2月中旬に見頃を迎えましたが、この時期曇天や雨の日が多く、少し早いかなと思いましたが、思い切って2月15日に訪ねました。三浦海岸に到着すると概ね見頃のさくらが出迎えてくれました。青空がなかったのが残念です。

三浦海岸の河津桜は、会場入口から京浜急行の線路に沿って遊歩道があります。
伊豆の河津町に較べるとやや狭い遊歩道ですが、ここが桜まつりの会場です。
遊歩道に沿って菜の花と河津桜のコラボレーションが続いています。
また、ときどき赤色の京浜急行の電車が通過し、彩りに花を添えてくれます。
今年はラッキーにも青色の京浜急行の電車を撮影することができました。






遊歩道の桜は植裁されて20年足らずですが、見事に成長し、伊豆の河津桜と変わらないくらい見事な花を咲かせています。
会場入口から京浜急行の線路沿いの遊歩道を500mほど進むと、右側に小松ヶ池の入口があります。
小松ヶ池の入口の少し手前の左側の坂道を登ると京浜急行の線路の上を渡ることができます。
この陸橋の上が、三浦海岸の河津桜と京浜急行の電車を撮影できる最大の景観スポットです。
陸橋の改良工事によって金網のエリアが拡がり、金網の空き間からの撮影となり苦労しました。

陸橋を渡り案内にしたがって500mほど進むと小松ヶ池公園です。
小松が池公園は、約3.haの公園ですが、三浦半島有数の渡り鳥の飛来地である1.haの溜池があり、野鳥、昆虫類、植物などの自然生態を観察できるとのことです。
渡り鳥としては、ゴイサギ、コサギ、オナガガも、ヒドリガモ、カイツブリなどを見ることができるようです。
小松ヶ池公園では池に写る桜を撮影できます。
小松が池の桜も見頃を迎えていました。








三浦海岸駅前の桜も見頃でした。







アクセス
京浜急行「三浦海岸駅」から徒歩10分。
駐車場はありますが、桜まつりの時期は大混雑のようです。

入場料:無料

関連するホームページ

 三浦市観光協会


        風来坊
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