散策スポット:横浜

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横浜山手西洋館 花と器のハーモニー2019 その2 (2019.6.2)

エリスマン邸



エリスマン邸は、日本建築界に大きな影響を与え「日本の近代建築の父」と呼ばれたL.レーモンドの設計です。横浜の大きな生糸貿易商シーベルヘグナー商会の支配人であったエリスマン氏の私邸として大正15年(1926年)に山手127番地に建築されました。現在の元町公園には平成2年(1990年)に移築復元されています。

エリスマン邸のテーマは、「ユリの架け橋」です。
1859年の横浜開港から、居留地外国人によって日本のユリ球根の輸出が始まりました。時を経て、今では日本国内で栽培されるユリの球根の殆どはオランダからの輸入になりました。ユリがつないだ日蘭の架け橋を色、形や香りなどバラエティー豊かなユリを使って皆様にお見せいたします。

作者はオランダ生まれのマスターフローリスト レン オークメイドさんです。























山手234番館


山手234番館は、朝香吉蔵の設計により昭和2年(1927年)頃に建築された外国人向けの共同住宅で、横浜市に現存する数少ない遺構の一つです。従来は4つの同一形式の住戸が中央の玄関ポーチを挟んで、左右対称に向かい合い、上下に重なっていました。2階は展示や会議に使用できます。

山手234番館のテーマは、「横浜の花文化」です。
様々な文化が交流してきたプロセスのなかで、横浜という街は新たな文化を創り出してきたのだと思います。ここ234番館は外国人向けのアパートメントハウスとして、いろいろな国の人々が一つ屋根の下で暮らしを営んできました。横浜で生まれ育った花のいけてが、そんなかつての情景に思いを馳せながら花を生けます。

作者は草月流いけばな 日向雄一郎です。















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 横浜山手西洋館



 
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        風来坊

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