散策スポット:横浜

散策スポット目次

HOME

前ページ

次ページ

横浜山手西洋館・花と器のハーモニー2019 その1 (2019.6.2)

外交官の家


横浜山手西洋館では6月恒例のイベント「花と器のハーモニー」が、6月1日(土)〜6月9日(日)の間、開催されました。
緑豊かな山手に定着した「花と器のハーモニー」は19回目を迎えます。
今年横浜は開港160周年。かつての外国人居留地山手の丘に建つ7つの館を、トップフラワーアーティストや華道家と横浜にゆかりあるテーブルウェアが共演します。

外交官の家は、明治43年(1910年)に明治政府の外交官・内田定槌邸として、アメリカ人建築家J.M.ガーディナーの設計により東京都渋谷区南平台に建てられたものです。平成9年(1997年)にこの地に移築されました。建物は木造2階建・塔屋付でアメリカン・ヴィクトリアン様式を基本としています。

外交官の家のテーマは「花浪漫 〜和洋折衷花〜」です。
外交官の家は、和と洋の建物は繋がる姿に歴史の趣を感じ、今回使わせていただく「霧笛楼」さんのテーブルウェアは和洋折衷の風情があります。和の華道と洋館の組み合わせによる洋空間の中の和、和洋折衷な花の間をお楽しみいただけたら幸せです。

作者は一葉式いけ花 家元 粕谷尚弘さんです。















ブラフ18番館


ブラフ18番館は、大正末期に建てられた外国人住宅で、戦後カトリック山手教会の司祭館として平成3年(1991年)まで使用されていました。平成5年(1993年)にイタリア山庭園内に移築復元され、関内では震災復興期(大正末期〜昭和初期)の外国人住宅の暮らしを再現し、当時の横浜家具を復元展示しています。

ブラフ18番館のテーマは「flowers born from wood」です。
一度木から離れた花々達を、木のぬくもりの傍らに置き作品を作ります。新たな彩りと存在意義を得た花達がフラワーアートとなりブラフ18番館そして横浜の町を彩ります。
作品を通して自然と生命を問う時間をお楽しみ下さい。

作者はフラワーアーティスト 風間アキーバさんです。










べーリック・ホール



べーリック・ホールは、イギリス人貿易商B.R.べーリックの邸宅として、J.H.モーガンの設計により昭和5年(1930年)に建てられました。スパニッシュスタイルを基調とし、戦前の山手外国人住宅としては最大規模を誇る建築学的のも価値ある建物です。

べーリック・ホールのテーマは、「Jeux de Fleurs 〜花遊び〜」です。
異国情緒漂う館でお迎えするのは日本の文化、伝統の器とフランスのエスプリ、職人技の花とのハーモニー。
伝統技術により紡ぎ出される神秘的な器の配色、装飾と普遍的な美しさをもつ植物の色彩、造形。べーリック・ホールを遊び心あふれる花空間へとインスタレーションを致します。
おもてなしの器、おもてなしの花々を是非ご堪能下さい。

作者はフランスパリ出身のフラワーデザイナー ローラン・ボーニッシュさんです。


















関連のホームページ

 横浜山手西洋館



 花と器のハーモニー その2へ

 
花と器のハーモニー その3へ

       風来坊


目次  TOP HOME