湘南の冬は、晴れると春を思わせるぽかぽかの陽気になります。
この時期、江の島の山頂にあるサムエル・コッキング苑には、2万本のチューリップが一斉に花を咲かせ、少し早めの春が届けられます。
毎年1月中旬頃から見頃を迎えます。
しかしながら2018年は11月〜12月上旬が暖かくて、12月下旬には早くも見頃を迎えました。
この時期、江ノ島に咲いているのは、ウィンターチューリップです。
ウィンターチューリップは、普通の球根を春化処理した特別な球根です。
本来チューリップは、自然の冬の寒さを過ごすことで春に開花します。この特性を生かして、夏場から冷庫の中で球根に寒さを会わせ、春化処理を施すことにより冬に咲かせることができるのです。
ウィンターチューリップは見頃の時期が長くて、1ヶ月以上にわたり美しい花を見せてくれるのが特徴です。
サムエル・コッキング苑には2万本のチューリップが植えられています。
平日にもかかわらず、多くの人がチューリップを楽しんでいました。
この時期はイルミネーションのイベントが開催されており、チューリップもライトアップが行われますが、今回はライトアップの写真は撮影できていません。
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