散策スポット:横浜

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横浜バラ巡り その1 (H30.5.6)

山下公園のバラ

昨年開催された「第33回全国都市緑化よこはまフェア」に関連して、山下公園や港の見える丘公園のバラ園は大幅に改造されました。

一昨年は改造工事に伴ってバラの植え替えも行われたため、バラもあまり成長してなくて、イマイチのバラ園でしたが、昨年からは薔薇も成長して見事に花を咲かせるようになりました。










山下公園は、横浜の観光の中心、横浜の「顔」ともいえる存在です。
山下公園は関東大震災後の復旧事業の一環として、被災した瓦礫や焦土などを埋め立てて造られた臨海公園で、昭和5年3月に開園しました。
山下公園は、長さ約1Kmにわたって海岸に面しており、海の香りを満喫できる、面積約7万平方メートルの公園です。
中華街、元町、山手などの横浜の有名な観光スポットにも近く、そういった意味でもまさに横浜の観光の拠点となる公園ということができます。

休日はもちろん平日であっても多くに人で賑わっています。
家族連れやグループ、修学旅行らしい高校生と訪れる人も多種多様です。
土地柄か、外国人の姿も多いですが、ここで見かける外国人は子供連れも多く、そのほとんどが横浜在住の人のように思われる、というあたりが横浜らしいといえます。








公園のほぼ中央部の岸壁には氷川丸が係留されています。
氷川丸は昭和5年(1930年)に三菱横浜造船所で建造された、総トン数1万2000トン、全長163.3mの豪華客船です。
30年にわたり太平洋を横断すること238回、合計2万5000人の船客を運び、「太平洋の女王」とも呼ばれました。

昭和36年(1961年)から山下公園に係留され、多くの観光客の人気を呼んでいましたが、平成18年12月25日に営業が終了になりました。
その後、日本郵船に譲渡され、平成20年4月25日にリニューアルオープンしています。

横浜開港100周年記念行事の一環として、建設された「横浜マリンタワー」も平成18年12月25日に閉鎖され、横浜市に譲渡されました。
横浜市では、横浜開港150周年に向けて再生することを決定し、平成21年5月にリニューアルオープンしました。









山下公園の沈下花壇には約60種、400株のバラが植えられていましたが、「第33回全国都市緑化よこはまフェア」に対応して、既存のバラに新たなバラと多種類の草花を加え、連続するアーチやオベリスクによる立体的な演出により「未来のバラ園」としてリニュアルしました。

夜はライトアップにより、ローズゲートが光のトンネルに、草花は光の絨毯に変わるなど感動的な演出が行われています。
バラも約190品種、2300株に増加しています。










アクセス

山下公園:みなとみらい線元町中華街駅から徒歩5分




 横浜のバラその2(港の見える丘公園)へ



        風来坊


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