アナベルの斜面の一番上に展望台があります。
展望台には、下方のエリアから急な坂を10m程度登る必要があります。
坂道を遙々登ってきた上に、最後に急坂があることから、運動不足の人には結構きついようで、パスされる人も見かけられます。
アナベルの原種は北米です。最初はグリーンで、咲き始めると薄いグリーンとなり、開花につれて真っ白に変化します。
その色合いは上品で清楚です。
アナベルは土壌の酸性、アルカリ性にかかわらず真っ白です。見頃を過ぎると濃いグリーンに変化します。
「アジサイ園」のアナベルが植えられている斜面は、見頃になると真っ白になり、まるで雪が積もったように見えることから「アナベルの雪山」と名付けられています。
現在は、斜面一帯に約3000株のアナベルが植えられ、見事な景観を呈していますが、以前はこの半分程度で、現在の規模になったのは15年ほど前からだそうです。
15年ほど前までは、斜面の左半分は桜が植えられていたそうです。
折角アナベルの景観を提供するのであれば、斜面全体をアナベルで埋め尽くすのが良いとの考え方で、斜面全体にアナベルが植えられ、現在の見事な雪山となったそうです。
また、あじさい園では7年前からピンクのあじさいの栽培を始めましたが、ピンクのアナベルの植栽エリアが随分拡がりました。
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