散策スポット:東京23区

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北の丸公園の紅葉 (H30.12.2)


北の丸公園モミジ山


北の丸公園は、江戸時代に江戸城北の丸があった場所で、公園の名称や町名はこのことに由来しています。
明治時代からは近衛師団の兵営地等として利用され多くの建物が建てられましたが、戦後になり皇居周辺の緑地として活用されることが決定され、森林公園として改修が進められました。旧皇室園地に由来する国民公園皇居外苑の一部に編入され、昭和44年(1969年)に昭和天皇の還暦を記念して開園し、一般に公開されました。

北の丸公園は、戦後に多くの建物を取り壊し、新たに造営された芝生地や池、ヤマモミジ、ケヤキ、コナラ、クヌギ等のいわゆる里山の木々や野鳥が好む実のなる木、花木などが数多く植えられた落葉樹林、戦前から残る周縁部の常緑樹林などで構成されており、開園から間もなく50年となる長い時間を経て、ようやく皇居と一体となった森林公園としての景観や自然環境が形作られる時期を迎えつつある若い森です。

北の丸公園内の西側にあるモミジ山を中心に約230本のモミジが植えられています。錦に染まるモミジと滝の音は、都心にいることを忘れさせてくれます。芝生広場の池に映し出される紅葉の様子は、北の丸公園ならではの風景です。
北の丸公園のモミジ山は意外と知られていない穴場です。













北の丸公園



北の丸公園



北の丸公園 日本武道館前のいちょう並木




アクセス
東京メトロ半蔵門線、東西線九段下駅から徒歩5分

都営地下鉄新宿線九段下駅から徒歩5分

        風来坊


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