散策スポット:東京23区

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旧古河庭園の紅葉 (H30.11.28)

洋館とバラの庭園で有名な旧古河庭園は、古河虎之助が経営した東京における大正初期の代表的な庭園です。
武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、北側の小高い丘には洋館を建て、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配したのが特徴です。

この庭園はもと明治の元勲・陸奥宗光の別邸でしたが、彼の次男が古河財閥の養子になった時、古河家の所有となりました。なお、この当時の建物は現存しておりません。
現在の洋館と洋風庭園の設計者は、英国人ジョサイア・コンドル博士です。
日本庭園の作庭者は、平安神宮神苑、円山公園などを作庭した、京都の著名な庭師・七代目小川治兵衛です。

旧古河庭園には200本のカエデ類が日本庭園を中心に植えられています。
六義園や小石川後楽園は大名庭園ですから広大ですが、旧古河庭園はそれに比べるとコンパクトな庭園ですから、200本のカエデ類といっても密集している感じで、見応えがあります。









旧古河庭園は、3つの庭園の中では一番早く見頃を迎えます。
今年も一番早く見頃を迎えたようで、11月28日(水)に訪ねたところすでに見頃を迎えていました。

旧古河庭園は午後になると日陰の部分が多くなり、写真を撮る場合は午前中に訪ねるのがお勧めです。
すでに見頃を迎えており、見に行かれる方はお早めに!

まだバラも咲いていました。












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