染の小道
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街を丸ごと染め物で飾る
街自体を染め物のギャラリーに見立てたイベント。それが「染めの小道」です。
「染の小道」は、落合・中井を「染の街」として再び日本や世界に発信すること。そして、地域が大切にしてきた価値や環境を直接体験する機会を提供することで松力を生み出す。
こうした考え方に基づく住民発意のイベントです。
2009年にギャラリーや染色工房、湯のし店など数店が集まって始め、今回で9回目を迎えます。
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落合・中井の染めの街
江戸が育てた手描き友禅や小紋など、伝統を受け継いだ染色技法の数々。落合・中井界隈には、そうした技法や文化が、今でも息づいています。
戦後間もない頃の東京は、京都や金沢に並ぶ染めの三大産地として全国に名を馳せていました。その中心を担ったのが水質に恵まれた神田川、妙正寺川流域で、300軒を超える染色関連業が集積していました。
時代とともに染め物産業が下火になり、往時の勢いを失う中でも、染めの職人達は日々研鑽を重ね工房を維持してきました。
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染の小道
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