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白藤のトンネル
白藤のトンネル うす紅藤、むらさき藤に続いて3番目に咲くのが白藤です。 あしかがフラワーパークには、白藤の古木が絡み合ってできたトンネルがあります。23本の藤の木で構成された長さ80mの白藤のトンネルです。 栃木県の天然記念物に指定されています。
白藤のトンネルの外側
白藤のトンネルに近づくと「うわーきれい、すごくきれい」という声が続いておこっています。 「きれい」という言葉以外は見つからないような、きれいコールの連発です。 今年は花の開花が遅く、あしかがフラワーパークの藤の開花も遅いとのことでしたので、5月5日に訪ねることにしました。 毎日提供される開花情報から、むらさき藤は見頃ですが、白藤には少し早いかなと思いましたが、ちょうど見頃でした。
白藤のトンネルの中にはいると甘い香りが漂っています。 見頃の初期の段階ですから、余計に香りがよいのかもしれません。 やさしい香りに包まれて歩く80mの白藤のトンネルは格別のものがあります。 トンネルの外側からも見頃に咲き誇る白藤を見ることができます。トンネルの外側はあまり混雑しないため、ゆっくり鑑賞することができます。
むらさき藤のスクリーン
むらさき藤のスクリーン 「白藤のトンネル」を抜けた右手に「むらさき藤のスクリーン」があります。 むらさき藤のスクリーンも見頃を迎えていました。 ここが逆光になるため撮影が難しかったですが、裏側からは咲き誇る藤を撮影することができました。
白藤の滝
白藤の滝 「むらさき藤のスクリーン」から大長藤の方向(西ゲートの方向)に50mほど進むと、左手に白藤の滝があります。 散策路は白藤の滝を裏側から見ることになります。
白藤の滝の表側は自然池になっており、滝が池に流れ落ちるという構成です。 滝のそばに近づくことはできず、自然池の反対側から眺めることになります。 まだ、木が若いのでボリューム感はないとのことですが、今年は見頃を迎えていました。 池が濁っており、池に映える白藤を観賞できなかったのが残念です。
きばな藤のトンネル
きばな藤
きばな藤のトンネル きばな藤は、一般的にはキングサリとして知られている花で、フジのような房に鮮黄色の蝶形花が咲くので、日本では別名をキバナフジと称しています。 ヨーロッパではたいへんにポピュラーな春の花木で、房の長さは20〜30cmとフジよりは短いのですが、揃ってたくさん咲くのでかなり豪華だそうです。 藤とは異なるキングサリ属です。 キングサリ属の中では最も大きな花と長い花房を兼ね備えた花だそうです。 日本に来たのが昭和40年代といわれています。
あしかがフラワーパークでは、日本の別名「きばな藤」をとって、「きばな藤」と呼称しています。 きばな藤は、「ふじのはな物語」の最後を飾る花です。 足利フラワーパークには200本のきばな藤が植裁されています。 あちこちにきばな藤のゲートが見られましたが、そのメインが80mのきばな藤のトンネルです。 きばな藤の見頃はゴールデンウィーク明けということで、今年もあまり開花が進んでいませんでした。
うす紅藤
うす紅藤 足利フラワーパークで最初に開花する藤で、4月中旬に見頃を迎えます。 全国各地に販売されている紅藤(園芸改良品種)とは異なる、野田藤の淡い紅色の、花房が40cm程度の優しい感じのする藤の花です。
うす紅藤のトンネル
八重国龍の藤棚の傍に、「バラの咲く島」に渡る曲線状の橋が架かっています。 「うすべに橋」です。 この橋の上にうす紅藤の藤棚があります。 うす紅藤は見頃の時期が早いため、少し見頃をすぎて白色に変化していましたが、それでも少しピンクがかったうす紅藤に出会うことができました。
むらさき藤
むらさき藤 藤と言えば紫と言われる程です。 野田藤の40〜50cmの花房の藤、棚と違い足利フラワーパークオリジナルな仕立て方、芸術の域までに達したと言われる程のアート性を持つ一株一株、固体が違うかの様に色目の違い(紫、青系紫、空色系紫と)まで伝わり、その美しさが強調されています。
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