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横浜山手西洋館ハロウィン装飾 その1 (H28.10.28)

ブラフ18番館


ブラフ18番館の飾り付け



ブラフ18番館の飾り付け



ブラフ18番館の飾り付け

現在でも開港当時の面影を残す横浜山手地区。港の見える丘公園からイタリア山庭園に続く閑静なエリアに保存されている山手西洋館は、大正末期から昭和初期にかけ建てられた外国人向け住宅を復元し、横浜市が管理し一般公開されています。

外国人住宅の特徴を残した優雅な建物の館内は、その時代の家具や調度類を復元展示し、当時の暮らしぶりを再現しています。また、その建物の一部は、展示会・コンサートホール・会議室などとして使用されています。



ブラフ18番館の飾り付け



ブラフ18番館の飾り付け


横浜山手西洋館では1年を通じてさまざまなイベントが開催されますが、10月中旬から下旬にかけては、ハロウィン装飾が行われます。

横浜山手西洋館ハロウィン装飾は、「世界のクリスマス」や「花と器のハーモニー」のイベントとは異なり、各館ごとでハロウィン装飾の時期が異なります。

全館のハロウィン装飾が行われている、10月28日に訪ねました。


ブラフ18番館の飾り付け



ブラフ18番館の飾り付け



ブラフ18番館の飾り付け



ブラフ18番館の飾り付け

また、横浜山手西洋館では、毎年HalloWeen Walkのイベントが開催されており、今年は10月30日(日)に開催されます。

イベントとしては、仮装スタンプラリー、仮装コンテスト、フェイスペインティング、タトゥシール、オープンガーデン、西洋館オリジナル仮装グッズ販売などが行われます。



ブラフ18番館の飾り付け


ブラフ18番館

ブラフ18番館のテーマは「いにしえのハロウィン」です。

ハロウィン装飾の期間は、10月22日(土)〜31日(月)です。

コーディネーターはThe pumpkinsです。


ブラフ18番館の飾り付け



ブラフ18番館の飾り付け


ブラフ18番館の飾り付け



ブラフ18番館の飾り付け

ブラフ18番館は、関東震災後の大正末期に山手町45番地に建てられた外国人住宅です。

戦後は天主公教横浜地区(現カトリック横浜司教区)の所有となり、カトリック山手教会の司祭館として平成3年(1991年)まで使用されてきました。

建物は木造2階建てです。1、2階とも中廊下型の平面構成で、フランス瓦の屋根、暖炉の煙突、ベイウィンドウ、上げ下げ窓と鎧戸、南側のバルコニーとサンルームなど、震災前の外国人住宅の特徴がみられます。


平成3年に横浜市が部材の寄付を受け、現在地に移築復元しました。

館内は震災復興期(大正末期〜昭和初期)の外国人住宅の暮らしを再現し、元町で製作されていた当時の横浜家具を復元展示しています。

平成5年(1993年)から一般公開されています。

また、本館につながる付属棟は、貸し出しスペースとして市民に利用されています。


ブラフ18番館の飾り付け


外交官の家


外交官の家の飾り付け



外交官の家の飾り付け



外交官の家の飾り付け

外交官の家

外交官の家のテーマは「ハッピーハロウィンナイト」です。

ハロウィン装飾の期間は、10月15日(土)〜31日(月)です。

装飾は、YMT16です。



外交官の家の飾り付け



外交官の家の飾り付け



外交官の家の飾り付け


外交官の家は、ニューヨーク総領事やトルコ特命全権大使などをつとめた明治政府の外交官・内田定槌の邸宅として、東京渋谷の南平台に明治43年(1910年)に建てられました。


外交官の家の飾り付け



外交官の家の飾り付け



外交官の家の飾り付け



外交官の家の飾り付け

アメリカ人建築家J.M.ガーディナーの設計により、東京渋谷の南平台に建てられたものです。

設計者はアメリカ人で立教学校の教師として来日、その後建築家として活躍したJ.M.ガーディナーです。

建物は木造2階建てで塔屋がつき、天然スレート葺きの屋根、下見板張りの外壁で、華やかな装飾が特徴のアメリカン・ヴィクトリアンの影響を色濃く残しています。



外交官の家の飾り付け



外交官の家の飾り付け


室内は1階に食堂や大小の客間など重厚な部屋が、2階には寝室や書斎など生活感あふれる部屋が並んでいます。

これらの部屋の家具や装飾にはアール・ヌーボー風の意匠とともに、アーツ・アンド・クラフツ(19世紀イギリスで展開された美術工芸の改革運動)のアメリカにおける影響も見られます。


外交官の家の飾り付け



外交官の家の飾り付け



外交官の家の飾り付け



外交官の家の飾り付け

平成9年(1997年)に横浜市は、内田定槌氏の孫にあたる宮入氏からこの館の寄贈を受け、山手イタリア山庭園に移築復元し、一般公開しました。

そして同年、国の重要文化財に指定されました。

室内は家具や調度類が再現され、当時の外交官の暮らしを体験できるようになっています。

各展示室では、建物の特徴やガーディナーの作品、外交官の暮らし等についての資料を展示しています。また、付属棟には、喫茶スペースが設けられています。


べーリック・ホール


べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け

ベーリック・ホール

ベーリック・ホールのテーマは「サウィン際」ケルトの収穫祭には猫にも感謝を!

〜いっぱいの猫に会いに来て〜



べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け


<コンセプト>は

ハロウィンのルーツであるサウィン祭はケルト民族が秋の収穫を祝う収穫祭。収獲を狙うネズミなどを追い払う猫は農家のペットとして重宝された歴史があります。収獲の歓びと収穫を守る猫をハロウィンのテーマとしました。

べーリック・ホールに今年たくさんの猫に扮したハロウィンの化身達が集まります。どうぞ皆さま会いに来てください!



ハロウィン装飾の期間は、10月20日(木)〜31日(月)です。


べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け


べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け

コーディネーターは次の方々です。

横浜プレミアムライフコーディネーター協会:竹内 薫・保科幸子

The Table"ALICE"
研究会:大和田マヤ・原島恵里香・元広尚美

カブの制作:クレイアート作家 境野薫

サロン・ド・ボヌール研究科:高橋 緑・内山由美子・大関はるみ・樫村 京・工藤貞江・宮崎京子



べーリックホールの飾り付け


ベーリック・ホール(旧ベリック邸)は、イギリス人貿易商B.Rべーリック氏の邸宅として、昭和5年(1930年)に設計されました。

第二次世界大戦前まで住宅として使用された後、昭和31年(1956年)に遺族より宗教法人カトリック・マリア会に寄付され、平成12年(2000年)まで、セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として使用されていました。

現存する戦前の山手外国人住宅の中では、最も規模の大きな建物で、設計したのはアメリカ人建築家J.H.モーガンです。モーガンは山手111番館や山手聖公会、根岸競馬場など数多くの建築を残しています。


べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け

600坪の敷地に立つべーリック・ホールは、スパニッシュスタイルを基調とし、外観は玄関の3連アーチや、イスラム様式の流れをくむクワットレフォイルと呼ばれる小窓、瓦屋根をもつ煙突など多彩な装飾をつけています。

内部も、広いリビングやパームルーム、和風の食堂、白と黒のタイル張りの床、玄関や階段のアイアンワーク、また子息の部屋の壁はフレスコ技法を用いて復元されているなど、建築学的にも価値のある建物です



べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け


平成13年(2001年)横浜市は、建物が所在する用地を元町公園の拡張区域として買収するとともに、建物については宗教法人カトリック・マリア会から寄付を受け、復元・改修等の工事を経て、平成14年(2002年)から建物と庭園を公開しています。


べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け

アクセス

山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分

外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分


入館料

ハロウィン装飾は全館無料で見学できます。



べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け



べーリックホールの飾り付け


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