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花と器のハーモニー2016 その1 (H28.6.5&6.10)

ブラフ18番館


ブラフ18番館



ブラフ18番館



ブラフ18番館

現在でも開港当時の面影を残す横浜山手地区。港の見える丘公園からイタリア山庭園に続く閑静なエリアに保存されている山手西洋館は、大正末期から昭和初期にかけ建てられた外国人向け住宅を復元し、横浜市が管理し一般公開されています。

外国人住宅の特徴を残した優雅な建物の館内は、その時代の家具や調度類を復元展示し、当時の暮らしぶりを再現しています。また、その建物の一部は、展示会・コンサートホール・会議室などとして使用されています。



ブラフ18番館



ブラフ18番館


横浜山手西洋館では2001年から「花と器のハーモニー」が開催されており、今年で16回目を迎えます。

「花と器のハーモニー」は、フラワーアレンジとテーブルコーディネートにより西洋館を美しく装い、訪れる人に普段とは一味違った西洋館を愉しんでいただくことを目的でスタートしたとのことです。


ブラフ18番館



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ブラフ18番館



ブラフ18番館



ブラフ18番館

開催に当たっては毎年テーマが設けられていますが、今年のテーマは「Living with Flowers 〜横濱〜」です。

総合プロデューサーの、花美術家・日向雄一郎さんからのメッセージです。

山手の丘に、今年も花と器が出会い、様々なハーモニーが奏でられる季節が訪れました。16回目を迎える本展では、日本の花文化を育み、その可能性を更に広げようとするトップデザイナーから学生までが集い、花で彩られる暮らしのあり方を、皆様にご提案させていただきます。丘の上をゆっくり散策しながら、このひとときをどうぞお楽しみください。



ブラフ18番館



ブラフ18番館


また、今年はリリープロモーション・ジャパンより、「百合の花」の協賛があり、百合を使って、各館が演出されています。

全館で共通花材を用いた空間演出は、今回が初めての試みとことです。

リリープロモーションは、日蘭のボランティアシステムにより参加団体加入各社から徴収された資金をもとに、日本でのユリ切花、ユリ球根の普及を行うために2012年1月に設立されたプロモーショングループです。


ブラフ18番館



ブラフ18番館



ブラフ18番館



ブラフ18番館

「花と器のハーモニー」は、各コーディネーターによって美しく装飾される西洋館を楽しむことのできるイベントです。

今年は6月4日(土)から6月12日(日)の間、開催されました。

開催期間中は、様々なセミナーや関連イベントも行われます。



ブラフ18番館


ブラフ18番館



ブラフ18番館



ブラフ18番館


ブラフ18番館


ブラフ18番館

ブラフ18番館は、ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のレン・オークメイドの作品です。


ブラフ18番館



ブラフ18番館


ブラフ18番館



ブラフ18番館

作品の紹介

日本でのヨーロピアンフラワーアレンジメントの普及に携わってきたレン・オークメイドが手掛ける花の世界は、気持ちや思いを託しながら、自然観溢れる植物の表情を存分に生かすところにあるといえます。大胆さと華麗さが共存する魅力的な展示をご堪能下さい。



ブラフ18番館



ブラフ18番館


ブラフ18番館


ブラフ18番館は、関東震災後の大正末期に山手町45番地に建てられた外国人住宅です。

戦後は天主公教横浜地区(現カトリック横浜司教区)の所有となり、カトリック山手教会の司祭館として平成3年(1991年)まで使用されてきました。

建物は木造2階建てです。1、2階とも中廊下型の平面構成で、フランス瓦の屋根、暖炉の煙突、ベイウィンドウ、上げ下げ窓と鎧戸、南側のバルコニーとサンルームなど、震災前の外国人住宅の特徴がみられます。


ブラフ18番館



ブラフ18番館



ブラフ18番館



ブラフ18番館

平成3年に横浜市が部材の寄付を受け、現在地に移築復元しました。

館内は震災復興期(大正末期〜昭和初期)の外国人住宅の暮らしを再現し、元町で製作されていた当時の横浜家具を復元展示しています。

平成5年(1993年)から一般公開されています。

また、本館につながる付属棟は、貸し出しスペースとして市民に利用されています。


外交官の家


外交官の家



外交官の家



外交官の家

外交官の家

外交官の家は、永森 紫鳳の作品です。



外交官の家



外交官の家


作品の紹介

盛花(もりばな)という様式をつくりだし、近代いけばなの道を切り開いた小原流。西洋のスタイルで建てられた西洋館に、小原流がいけばなに宿る可能性を新たに見出し、どのようなアプローチで花を生けるのか、和と洋の絶妙でありながら、繊細な両者の関係が見所です。


外交官の家



外交官の家

外交官の家は、ニューヨーク総領事やトルコ特命全権大使などをつとめた明治政府の外交官・内田定槌の邸宅として、東京渋谷の南平台に明治43年(1910年)に建てられました。



外交官の家


アメリカ人建築家J.M.ガーディナーの設計により、東京渋谷の南平台に建てられたものです。

設計者はアメリカ人で立教学校の教師として来日、その後建築家として活躍したJ.M.ガーディナーです。

建物は木造2階建てで塔屋がつき、天然スレート葺きの屋根、下見板張りの外壁で、華やかな装飾が特徴のアメリカン・ヴィクトリアンの影響を色濃く残しています。


外交官の家



外交官の家



外交官の家



外交官の家

室内は1階に食堂や大小の客間など重厚な部屋が、2階には寝室や書斎など生活感あふれる部屋が並んでいます。

これらの部屋の家具や装飾にはアール・ヌーボー風の意匠とともに、アーツ・アンド・クラフツ(19世紀イギリスで展開された美術工芸の改革運動)のアメリカにおける影響も見られます。



外交官の家



外交官の家


平成9年(1997年)に横浜市は、内田定槌氏の孫にあたる宮入氏からこの館の寄贈を受け、山手イタリア山庭園に移築復元し、一般公開しました。

そして同年、国の重要文化財に指定されました。

室内は家具や調度類が再現され、当時の外交官の暮らしを体験できるようになっています。

各展示室では、建物の特徴やガーディナーの作品、外交官の暮らし等についての資料を展示しています。また、付属棟には、喫茶スペースが設けられています。


外交官の家



外交官の家



外交官の家



外交官の家

アクセス

山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分

外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分


入館料

花と器のハーモニーは全館無料です。



外交官の家


外交官の家



外交官の家



外交官の家


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外交官の家



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