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ナツズイセン
ナツズイセンは北海道を除く全国の人家の近くの人里付近に生育する多年草です。 7月中旬〜下旬にピンク色の花を咲かせます。 古くに中国から渡来した帰化植物と考えられています。 地下に鱗茎を持ち、秋から翌年春にかけてスイセンに似た葉を出し、真夏に鱗茎一つに対して1本の60センチほどの花茎を伸ばします。
花茎が伸びる頃には葉は残っておらず、花茎と花だけの姿となります。 葉がないことから俗に「裸百合(ハダカユリ)」とも呼ばれます。 葉が残っておらず、花茎と花だけの彼岸花のような姿ですが、ナツズイセンはヒガンバナ科の植物なのです。 スイセンの仲間ではありませんが、葉っぱの形がスイセンに似ており、夏に花を咲かせるのでこの名前があります。
今年は7月28日に訪ねたところ、ちょうど見頃を迎えていました。 ここ数年見頃の時期に行くことができませんでしたので、今年はラッキーという感じでした。
アクセス 西立川口 JR青梅線西立川駅から徒歩2分 立川口 JR中央線立川駅から徒歩15分 このほか立川口、昭島口、玉川上水口、砂川口があります。
入園料 大人(高校生以上)410円 小・中学生80円 関連のホームページ 国営昭和記念公園 風来坊