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小寿星
紅霞
紅辺白碗蓮
今年もさざなみ広場でハスの展示が行われていました。 この花ハスの展示は、昭和記念公園が種の保存を目的として東京大学から譲り受けて管理している約100品種の花ハスを水鳥の池の傍に展示をして、水辺に咲く夏の花の涼感を楽しんでいただこうとするものです。 中国古代蓮や日本で発見された古代蓮「大賀ハス」、アメリカ産の黄色いハス「バージニア」などの希少種も展示されます。 今年の展示期間は、7月上旬〜7月下旬です。
案頭春
蓮はスイレン科の水生の多年草で、原産地はインドです。日本には中国を経由して伝わりました。 蓮は「蜂巣(はちす)」の略です。 実の入った花床(花中央の黄色部分)は、たくさんの穴があいていて、蜂の巣に似ていることから名付けられました。 漢字の「蓮」は漢名からで、種子が連なってつくことからといわれています。
春日の森
粉楼台
紅艶凝香
蓮は、インド、スリランカ、ベトナムなどアジアの多くの国の国花となっています。 仏教では、西方浄土の極楽は、神聖な蓮の池、と信じられているため、寺の境内にハス池をつくって植えるようになりました。 また多くの仏典に「蓮華(れんげ)」の名で登場し、仏像の台座にもその形がよく使われています。 古代エジプトで神聖視されたのは蓮ではなく熱帯睡蓮です。
仏座蓮
夏の朝に水面まで花茎を立てて開花します。 朝早く開き午後3時頃には、花を閉じます。 花の開閉は3回繰り返し、4日目には花びらが散ってしまいます。
西蓮寺白蓮
粉碗蓮
点額粧
寿星桃
このように、ハスの花の開花期間は4日間と短く、品種によって開花時期が異なるため、どの品種のハスに巡り会えるかは時の運という感じです。 今年は花の開花が早いことから、6月26日に訪ねたところ、すでに蓮の展示が行われており、数品種の蓮に出会うことができました。 昨年同様、例年よりも2週間程度早い感じです。
???
次に7月11日に訪ねたところ、多くの蓮が見頃を迎えていました。蓮の開花は4日間ですから、タイミングが良かったという感じです。 最後に7月28日に訪ねましたが、すでに蓮の展示は終了していました。
杏花春雨
輪王蓮
アメリカ黄蓮
アクセス 西立川口 JR青梅線西立川駅から徒歩2分 立川口 JR中央線立川駅から徒歩15分 このほか立川口、昭島口、玉川上水口、砂川口があります。
素白蓮
入園料 大人(高校生以上)410円 小・中学生80円 関連のホームページ 国営昭和記念公園 風来坊
粉川台