散策スポット目次
HOME
前ページ
次ページ
アナベルの雪山
東京サマーランドの「あじさい園」は、アウトドア・スポーツエリアにあります。 アウトドア・スポーツエリアは、東京サマーランドの正面入口とは異なっており、1.5kmほど西方に離れた場所にあります。 正面入口からアウトドア・スポーツエリアまでは、無料シャトルバスが運行されています。
あじさい園のエリアは、今年度から「わんダフルネイチャービレッジ」自然と癒やしをテーマにした愛犬と親しむアウトドア複合施設としてリニューアルオープンされました。 「あじさい園」は通常は閉鎖されており、あじさいの開花時期にあわせて開園されます。 今年が42回目の「あじさい観賞」で、開園期間は6月11日(土)〜7月8(金)です。 開園時間は平日は午前10時から午後5時まで、土・日は午前9時から午後5時までです。
「あじさい園」には、約60品種、約15,000株のアジサイが約3万平方メートルの敷地内に植えられており、品種、株数とも国内有数です。 なかでも6月下旬から7月上旬には国内でも貴重種である純白のアナベル(北米原種)が山の斜面を埋め尽くします。 まるで雪山を思わせるところから「アナベルの雪山」として、テレビや新聞などで毎年紹介されています。
例年はアナベルの開花状況をチェックしながら見に行くのですが、今年はコミュのイベントで6月26日(日)に見に行くことにしました。 今年はあじさいの開花が早く、「アナベルの雪山」も見頃の時期は早いと思いましたが、やや心配でした。 ラッキーにも、6月18日に東京サマーランドに行った友人から「アナベルの雪山6分咲き」との情報が届きました。 これで一安心という感じです。
10時30分にJE五日市線秋川駅に集合し、タクシーに分乗して10時45分には「あじさい園」に到着しました。 今年から土・日は9時開園になりましたし、土・日には先着500名に苗木の無料配布というイベントがありますので、9時開園時から見に来られている方が多く、あじさい園に到着するとすでに帰途につかれている方が多く見られました。
東京サマーランドファミリーパークは、緑豊かな秋川丘陵、清流秋川のほとりの緩やかな丘陵地に広がっています。 あじさいもそのほとんどが、緩やかな丘陵地帯に植栽されています。 したがって、あじさいを眺めながら階段状の斜面を登っていくことになります。
アナベルの植えられているのは、「あじさい園」の一番奥の斜面です。 「あじさい園」の一番高い部分まで登ってくると、眼前に真っ白なアナベルが広がっている感じです。 今年はアナベルの植えられている斜面の、下方のエリアにアナベルの生育不良の場所がありましたが、それ以外のアナベルは見頃を迎えていました。
アナベルの斜面の一番上に展望台があります。 展望台には、下方のエリアから急な坂を10m程度登る必要があります。 坂道を遙々登ってきた上に、最後に急坂があることから、運動不足の人には結構きついようで、パスされる人も見かけられます。 コミュニティーのメンバーは皆さん元気ですから、軽々と登って行かれました。
東京サマーランドのアジサイ
アナベルの原種は北米です。最初はグリーンで、咲き始めると薄いグリーンとなり、開花につれて真っ白に変化します。 その色合いは上品で清楚です。 アナベルは土壌の酸性、アルカリ性にかかわらず真っ白です。見頃を過ぎると濃いグリーンに変化します。
「アジサイ園」のアナベルが植えられている斜面は、見頃になると真っ白になり、まるで雪が積もったように見えることから「アナベルの雪山」と名付けられています。 現在は、斜面一帯に約3000株のアナベルが植えられ、見事な景観を呈していますが、以前はこの半分程度で、現在の規模になったのは15年ほど前からだそうです。
15年ほど前までは、斜面の左半分は桜が植えられていたそうです。 折角アナベルの景観を提供するのであれば、斜面全体をアナベルで埋め尽くすのが良いとの考え方で、斜面全体にアナベルが植えられ、現在の見事な雪山となったそうです。 例年アナベルの咲いていないエリアが一部分ありますが、今年も下方の一部分が生育不良でした。 しかしながら全体としては見頃で、十分楽しむことができました。
「あじさい園」には約60種類のアジサイが植えられおり、6月中旬から7月上旬にかけて、咲き変わることから長期間にわたりアジサイを楽しむことができます。 しかし、アナベルは見頃の時期が一番遅いため、アナベルをターゲットに「あじさい園」を訪ねると、他のあじさいは見頃を過ぎていることが多いです。 今年は、アナベルが見頃になると同時に訪ねたため、アジサイも大部分が見頃の状態でした。 ヤマアジサイは残念ながら見頃を過ぎていました。
また、あじさい園では5年前からピンクのあじさいの栽培を始めましたが、今年はピンクのアナベルの植栽エリアが随分広がっていてびっくりしました。 また、アナベルも5年前に植えられたアナベルは花も随分大きくなっていました。 ピンクのアナベルは、新しい名所のエリアに育ちつつあります。
ピンクのアナベル
また、ピンクのアナベルのエリアのとなりに、ユリが植えられています。 今年は残念ながらゆりは見頃を過ぎていました。
アクセス バス 京王線八王子駅中央口、路線バス3番乗り場、JR中央線八王子駅北口、路線バス6番乗り場より30分 路線バス料金 大人500円 子供250円 JR五日市線秋川駅北口、路線バス2番乗り場 路線バス料金 大人200円 子供100円
路線バスの運行はサマーランド正面入口までです。 正面入口からアジサイ園入口までは、無料シャトルバスが頻繁に運行されており、約5分で移動できます。 また、「あじさい観賞」期間中は、秋川駅北口からあじさい園入口までの「無料送迎バス」が運行されています。ただし、平日のみです。
タクシー JR五日市線秋川駅から1100円程度 徒歩 JR五日市線武蔵引田駅から徒歩25分
入園料 中学生以上600円 子供300円 サマーランドの施設を利用される方はあじさい園とは別料金になっています。
ヘイズスターバースト
ウェディングブーケ
三河千鳥
駐車場 大きな駐車場がありますが、土・日は大変混雑します。 駐車料金は700円です。 関連するホームページ 東京サマーランド(バス時刻表あり) 東京サマーランドあじさい園
風来坊