散策スポット:東京23区

散策スポット目次

HOME

前ページ

次ページ

浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス (H28.8.6)


浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス

浜離宮恩賜庭園のお花畑では、毎年8月にキバナコスモスを楽しむことができます。

キバナコスモスは種をまく時期によって見頃の時期がことありますので、開花状況をチェックすることが肝要です。

今年は、7月20日に「お花畑のキバナコスモスがどんどん咲いています。花はオレンジ(サンセット)と黄色(サニーイエロー)の2種類です。ときどきアオスジアゲハが蜜を吸いに来ています。例年ですと見頃は8月後半まで続くと思われます」との情報が提供されました。

提供された写真を見ると1分咲き〜2分咲きで、見頃はしばらく先かな? という感じでした。



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス


次に、8月1日に「キバナコスモスが見頃を迎えました。ときどきアオスジアゲハが蜜を吸いに来ています。また、トンボも飛び交っています。例年ですと見頃は8月後半まで続くと思われます」との情報が提供されました。

写真を見るとすでに見頃を迎えていました。


浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス

8月6日に浜離宮恩賜庭園を訪ねました。

浜離宮恩賜庭園のキバナコスモスの咲くエリアには、日陰がありませんので、猛烈な暑さになります。

例年は9時開園と同時に入り、早々に退散しますが、今年は高尾山のレンゲショウマを見た後に、浜離宮庭園を訪ねましたので、午後2時過ぎとなってしまいました。



サニーイエロー


この日の東京は最高気温34度という厳しい暑さで、しかも一番暑い時間帯に浜離宮到着となってしまいました。

ただし、例年とは入園時間が5時間異なるため、太陽の位置が随分と異なっており、例年逆光となるエリアの写真を、今回はスムーズに撮影できました。

キバナコスモスは、丁度見頃を迎えていました。

アオスジアゲハも蜜を吸いに来ていましたが、撮影は短時間で諦め、早々に退散しました。


サニーイエロー



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス

浜離宮恩賜庭園は、潮入の池と2つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。

潮入の池は、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられていた様式です。

旧芝離宮恩賜庭園、清澄庭園、旧安田庭園なども昔は潮入の池でした。しかし現在、実際に海水が出入りしているのは、浜離宮恩賜庭園だけです。



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス


浜離宮恩賜庭園は、この潮入の池や鴨場を中心にした南庭と、明治時代以降に造られた北庭とに大別されます。

この土地は、寛永年間(1624〜1644年)までは、将軍家の鷹狩場で、一面の芦原でした。

ここに初めて屋敷を建てたのは、4代将軍家綱の弟で甲府宰相の松平綱重です。


浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス

承応3年(1654年)、海を埋め立てて庭園を造成し、甲府浜屋敷または浜屋敷と呼ばれる別邸を建てました。

以来、歴代将軍によって幾度かの造園、改修工事が行なわれ、11代将軍家斉のときにほぼ現在の姿の庭園が完成しました。

明治維新ののちは宮内庁所管となり、皇室宴遊の地にあてられ、名前も浜離宮となりました。



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス


その後、関東大震災や戦災によって、御茶屋など数々の建造物や樹木が損傷し、往時の面影はなくなりましたが、昭和20年11月3日、東京都に下賜され、整備ののちに昭和21年4月から有料公開されるようになりました。

国の文化財保護法に基づき、昭和23年12月には国の名勝及び史跡に、同27年11月には周囲の水面を含め、国の特別名勝及び特別史跡に指定されています。


浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス



浜離宮恩賜庭園のキバナコスモス

新橋地域の再開発により、浜離宮恩賜庭園の周りには、近代的な高層ビルが数多く建築されました。ここでは、庭園の美のみでなく、広大な庭園と高層ビルの織りなす景観も楽しむことができます。

広大な庭園だけあって、庭園内に入ると都会の喧騒とはかけ離れた雰囲気です。



サンセット



サンセット


アクセス

大手門口

都営地下鉄大江戸線「築地市場」「汐留」、ゆりかもめ「汐留」駅から徒歩7分

JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋」駅から徒歩15分


中の御門口

都営地下鉄大江戸線「汐留」駅10番出口から徒歩5分

JR「浜松町」駅から徒歩15分


サンセット



サンセット

水上バス

東京水辺ライン(両国お台場クルーズ)、東京都観光汽船(浅草〜日の出桟橋)で「浜離宮発着場」下船

浜離宮発着場は浜離宮恩賜庭園内にあります。

東京水辺ライン、東京都観光汽船にはさまざまなコースがありますので、「浜離宮発着場」を経由するか否かを乗船前にチェックして下さい。



アオスジアゲハ



アオスジアゲハ


入園料

 300円


関連するホームページ

 浜離宮恩賜庭園


       風来坊


サンセット


目次  TOP  HOME