羽衣の間
「羽衣の間」という名前は、謡曲の「羽衣」の景趣を描いた300平方メートルの曲面画法による大絵画が、天井に描かれていることに由来します。
3基のシャンデリアは迎賓館で最も豪華なもので、およそ7000個もの部品で組み立てられており、高さは約3メートル、重さは約800キログラムであり、壁は楽器、楽譜等をあしらった石膏の浮彫りで飾られています。
また、正面の中2階はオーケストラ・ボックスとなっており、かつて、この部屋が舞踏会場として設計されたことが偲ばれます。
この部屋は、雨天の際に歓迎行事を行ったり、レセプションや会議場等として使用されており、また、晩餐会の招待客に食前酒や食後酒を供するところでもあります。
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