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六義園の枝垂れ桜
六義園のシンボルであるシダレザクラは、ソメイヨシノよりも一足早く開花し、東京に春の訪れを告げてくれます。 六義園にはシダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラが75本植えられており、シダレザクラは4本あります。 メインのシダレザクラは、高さ約15m、幅約20mもある大木で、「エドヒガン」という品種が変化したものです。
このシダレザクラは戦後に植えられたもので、樹齢約70年です。 正門から入り内庭大門をくぐった広場にあります。 少し離れてみると、本当に滝のように咲くという言葉がピッタリです。 他の3本の枝垂れ桜もメインの枝垂れ桜の傍に咲いています。
今年の桜の開花予想は当初は平年よりもやや遅めということでしたが、次第に早まり東京では3月20日に開花宣言がありました。 昨年よりも3日、平年よりも6日早い開花です。 しかしながら、開花後寒い日が続いたためなかなか開花が進まず、開花から11日後の5月31日にやっと満開宣言がありました。 満開は昨年よりも2日遅れです。
六義園のホームページで3月10日頃から枝垂れ桜の開花状況をチェックしていましたが、19日にやっと開花しました。ソメイヨシノよりも1日早い開花です。 しかしながら、開花後寒い日が多かったため、開花のテンポが遅く、22日に3分咲き、24日5分咲き、26日7分咲きという状況で、28日にやっと見頃となりました。 開花から見頃まで9日を要しました。
ソメイヨシノが枝垂れ桜よりも1日遅い20日に開花したことから、今年も見頃の時期がソメイヨシノと同じ時期になりそうでしたが、ソメイヨシノもなかなか開花が進まなかったことから、枝垂れ桜が一歩早く見頃を迎えました。
今年は3月23日(水)と26日(土)にしだれ桜巡りのイベントを計画していたことから、残念ながら見頃前となってしまいました。 また、3月下旬は曇天の日が多くて、青空の下での写真撮影がなかなかできませんでしたが、3月31日(木)にやっと晴天下の枝垂れ桜を撮影することができました。 枝垂れ桜もやっと見頃を迎えていました。
六義園では、開園時間前に「撮影タイム」が設けられます。 これは人影のない枝垂れ桜を撮影するために皆さんが桜の周りに殺到し、怪我をすることがないように、安全上の観点から設けられているものです。 人影のない枝垂れ桜を撮影しようと、開園時間の15分前に六義園に到着したところ、すでに100名程度の方が並んでいました。
皆さん「撮影タイム」のあることをご存じのようです。 開園時間の10分前に係の方が来られて、「これから入園していただきます。9時まではシダレザクラ全体の撮影時間としますので、シダレザクラには近づかないようにして下さい」とのメッセージが伝えられました。 10分の撮影タイムがあるため、ゆっくりとしだれ桜を撮影することができました。
六義園の枝垂れ桜は薄紅色ですが、満開を過ぎて散り始める時期になると、白っぽくなります。 今年は満開直後の見頃の時期でしたので、薄紅色の枝垂れ桜に出会うことができました。 六義園では枝垂れ桜のライトアップが行われます。 今年も3月17日(木)から4月3日(日)までライトアップが行われました。 残念ながら今年もライトアップは撮影できませんでした。
アクセス JR・地下鉄南北線「駒込駅」から正門まで徒歩7分 染井門までは徒歩1分 枝垂れ桜のライトアップの時期には染井門が開門されます。 都営地下鉄三田線「千石駅」から徒歩10分。 駐車場:ありません。
入園料:300円 関連するホームページ 六義園 風来坊