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あしかがフラワーパークのイルミネーション
あしかがフラワーパークでは、「8つの花のステージ」が設定されており、それぞれのステージで数百株の花木が季節を彩り、年間を通じて花を楽しむことができます。 しかし、「世界が息を呑んだ美しさ」がキャッチフレーズになっているあしかがフラワーパークのメインの花は、やはり藤だということができます。
あしかがフラワーパークでは、4月中旬〜5月中旬には「ふじのはな物語」が設定されております。 しかし、花の少ない10月末から2月上旬は「光の花の庭」という設定になっており、花の代わりにイルミネーションを楽しむことができます。 今年は10月22日(土)〜2017年25月5日(日)の間、開催されています。
あしかがフラワーパークのイルミネーションは2002年にスタートしました。 デザインの基本コンセプトとして「地球や宇宙、環境の大切さ」をイメージしているとのことです。 小規模な電飾によりスタートした取り組みとのことですが、スタッフ一同の「人々に感動を与えたい」という気持ちが実り、その規模を徐々に拡大したことにより、2011年に「日本夜景遺産」に選定されました。 さらに、2012年には「関東三大イルミネーション」にも認定されています。
あしかがフラワーパークのイルミネーションは、花や自然、季節感に特化したイルミネーションになっています。 シンボルツリーである「奇蹟の大藤」は藤色の花房をイメージした電飾が、咲き広がるストーリーを演出し、風に揺らめくさままるで本物の藤を見る感じです。
白藤、きばな藤のトンネルにもにも電飾がされています。 また、山側に輝く「光の壁画」や池の水面に映り込む水鏡効果を利用したスポットも特徴的です。
あしかがフラワーパークのイルミネーションは、3つに区分されています。 10月下旬〜11月中旬 光と花のコラボレーション「光とアメジストセージの融合」 11月下旬〜12月下旬 フラワーパークのクリスマス「クリスマスファンタジー」 元旦〜期間終了まで ニューイヤーイルミネーション「光と冬牡丹の競演」
今年は、クリスマスバージョンの12月18日に訪ねました。
今年で15回目となるイルミネーションは、94,000平方メートルの広大なエリアに350万球を超えるイルミネーションが装飾されています。 350万球のイルミネーションのうち、345万球はLED電球を使用し、環境と節電に配慮しているとのことです。
イルミネーション「光の花の庭」の開園時間は、午後3時30分から午後9時まで(土・日・祝日は9時30分まで)です。 午後4時前に到着しましたので、そのまま入園し、暖かい休憩室で夕食を食べたりしながら暗くなるのを待ちました。
今年のイルミネーションの大きなテーマは、みんなの地球、奇蹟の大藤、日本の四季「こころの故郷」です。
みんなの地球(水鏡効果) 水面を利用することで光の量を2倍にすることができ、さらに幻想的な空間演出となります。 人間も動物も植物もみんなで1つの「地球」というテーマで作成したとのことです。 地球の周りに色々な仲間達が楽しく現れます。
奇蹟の大藤(光の花) 開園当初の72平方メートルから1000平方メートルまで成長を遂げた生命力はまさに奇蹟といっても過言ではありません。 まるで春の藤を見るかのように、咲き始め〜満開〜舞い散るまでのストーリーを演出しているとのことです。
日本の四季「こころの故郷」(光の壁面) 山の斜面を利用し作り上げた光の壁画。 圧倒感がありながらもじっくり魅入ることのできる演出となっています。 誰しもの心に残っている古き良き故郷の情景を表現しています。 光の壁画に心安らぐ「日本の四季」が訪れるとのことです。
また、今年は壮大なオーロラ演出の「スノーワールド」と水辺を華やかに彩る「光の睡蓮」が新しく登場しました。
関連するホームページ あしかがフラワーパーク 入園料 大人800円、子供400円
アクセス(自動車利用) 東北自動車道佐野藤岡ICから約15分です。 北関東自動車道太田桐生ICから約20分です。 平成23年3月15日に北関東自動車道が全線開通になるとさらに便利になりそうです。 無料大型駐車場があります。 バス40台 普通車300台
アクセス(電車の場合) JR両毛線富田駅から徒歩13分。 11月22日(金)〜12月29日(日)の期間、土日祝日のみ夜間シャトルバスが運行されています。 風来坊