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平成つつじ公園
平成つつじ公園は平成6年4月に開園した公園です。 平成15年4月に拡張されて現在の面積は8800平方メートルです。 平成つつじ園は、練馬区の花である「つつじ」で公園を彩り、区民の憩いの場となるように整備された公園です。
平成つつじ公園には、久留米ツツジを中心に平戸ツツジ、霧島ツツジ、野生種、サツキツツジ、アザレア、シャクナゲとバラエティーあふれるツツジの仲間が集められています。 およそ600品種、16000株のつつじの仲間が植えられており、都内最大級です。 ツツジの収集、栽培には、久留米市および財団法人久留米市世界つつじセンターの協力していただいたとのことです。
平成つつじ公園には、開花時期の異なるツツジが植えられており、3月下旬から5月下旬にかけてさまざまなツツジの花を楽しむことができます。 特に、久留米ツツジの品種が多く、例年4月中頃に見頃を迎えるとのことです。
今年の4月中旬は天候に恵まれず、4月22日に根津神社に引き続いて訪ねました。 練馬駅の北口を出ると正面が練馬区役所です。 区役所までの駅前のテラス風の通路にもつつじが植えられています。 階段を下りて区役所に向かう通路の両側にもつつじが植えられています
平成ツツジ公園のメインのエリアは区役所に向かって左側にあります。 公園の中には散策路やベンチが設けられており、ベンチの周囲では多くの方が憩いを楽しんでいました。 今年はつつじの開花が早いため、少し遅かったかなと思いつつ、根津神社に引き続いて訪ねましたが、丁度見頃のつつじを楽しむことができました。
練馬の鏡
公園内には、ここでしか見られない品種「練馬の鏡」があります。 平成6年の開園時には、開園記念として久留米ツツジの新品種が「練馬の鏡」と命名されて園内に植えられました。 このツツジは久留米市の育成者の協力により誕生したツツジで、花は淡い丹紅色、明るく上品で、ほのぼのとした暖かさを持つ、現代久留米ツツジの名花といえるものとのことです。
若楓
練馬文化センターに置かれている「平成つつじ園」のパンフレットには園内のつつじが詳しく紹介されています。 代表的なツツジの写真と、そのツツジが植えられている場所が記載されています。 園内には樹齢百年を超える大株が多数植えられており、特に「若楓」は樹齢200年以上とのことです。
平成つつじ公園(練馬区役所前)
また、「宇宙ツツジ」も植えられています。 宇宙ツツジは、平成6年に向井千秋さんがスペースシャトル・コロンビア号に持ち込んだツツジの種子から発芽、生長したものです。 ツツジの種子は向井さんの出身地である群馬県館林市つつじが岡公園のヤマツツジの種子が選ばれました。 平成つつじ公園の宇宙ツツジは、平成18年館林市から1株寄贈されたものです。
裾濃の糸(クルメツツジ)
摺墨(クルメツツジ)
大内山(クルメツツジ)
アクセス 西武池袋線・都営大江戸線練馬駅北口から徒歩2分 関連するホームページ 平成つつじ公園 風来坊